ご挨拶


はじめまして!こんにちは!

 

和樂祭実行委員会、実行委員長の花柳 幸結耶(はなやぎ こうゆや)です。

 

この度、「和樂祭」というオリジナルの公演を開催させて頂くことになりました。

 


この公演の実現は素晴らしい共演者の方々との出会いがあったからこそ。出会えたご縁に心より感謝申し上げます。

 

 

私が日本舞踊教室を始めた頃、「日本舞踊」という文化をご存知ないという方に出会いました。

 

これはカルチャーショックでした。

 

例えば「バレエ」ならば、観たことがなくても、やったことがなくても「バレエ」がとんなものかイメージできる方が多いです。

 

ですが、「日本舞踊」はそうではない。

 

「ゼロ」からではなく、「マイナス」からのスタートなんだと気づかされました。

 

その時から「日本舞踊を知ってもらいたい!」という思いで活動を続けております。

 

その次に気づいたのが、「伝統芸能はそれぞれの分野を知っている人だけが知っている。観に行っている」ということです。

 

また、こんなお話も聞きました。

「伝統芸能の公演を観に行きたいけど、いつどこでやっているかわからない。情報がない。」

 

この状況では伝統芸能の世界が広がっていくことは難しいのではないか。

 

日本の大切な素晴らしい文化の発展に危機感をおぼえました。

 

私たちは伝統芸能の世界では若手と言われる世代です。

伝統を学び、受け継ぎ、次世代へつなぐ世代だと思います。

 

伝統芸能は誰もが観ることができ、体験することができます。

 

簡単なものではありませんが、理解できないものではないと思います。

まずは知ってもらい、奥深さ、面白さに触れてほしいと思っています。

 

この公演が伝統芸能への新たな入口となることを夢見て希望を抱き、皆様のお越しをお待ちしております。

 

公演の開催にあたり、たくさんの皆様のご理解、ご協力、ご支援を賜りました。

心より感謝申し上げます。誠に有難うございます。

 

和樂祭実行委員長 花柳 幸結耶